10-FEET
好きです、10-FEET。セットリストも、それどころかやってることさえROCK
IN JAPAN フェスと一緒だったけど、それでもめちゃめちゃ楽しかった!結構前の方まで行って、ぐしゃぐしゃになりながら踊った。タクマが大きな笑顔で見守ってくれてるなあ、と思った。「VIBES
BY BYBES」も「RIVER」ももちろんよかったのだけれども、タクマが叫んだ「長生きせーよ!」という言葉が心に響いた。「今を精一杯生きているから、いつ死んだって後悔はない!」みたいな考え方が美徳みたいにされてる昨今。それでもわたしは、みっともなくても1秒でも長く生きて、いろんなことを見たり聴いたりしたいなあ。。。と常々思ってた。タクマはそういうつもりで「長生きしろ!」って言ったんじゃないかもしんないけど、いや、多分「死んだりすんなよ!」ってことが言いたいだけだったのかもしれないけど、なんかその「長生きせーよ!」っていう言葉に、激しく元気をもらった。最後に、「もし、時間が流れて、ここにいる全員がこの世からいなくなってしまったとしたら、天国でまたライブしようや!」って言ってくれた。も、すんごい好きなバンドだ。あなたたちの、その素直な言葉と笑顔にどれだけ力をもらってるか。感謝してます。氣志團
去年の10月、ドームで会って以来の氣志團。初めて彼らに会ったのは、今はなき新宿リキッドルーム。初見なのにものすんごく楽しかった。そのトークも佇まいもパフォーマンスも、磨きをかけにかけまくって、人気者街道まっしぐら!な氣志團。のんびりシートから観賞。お客さんのノリが絶好調!じゃなかったのかな?ちょっと焦るような感じも見受けられたけれども、シートゾーンの後ろのほうまで、立ち上がって踊ってたよ!オレンジレンジの曲、♪僕らはいつも石田純一♪って換えて歌ってた。やっぱ、そのエンタテインな感じは天下一品だ!
ELLEGARDEN
エルレとフジとソウルセットがかぶった15:20からのタイムテーブル。めったに見れないTOKYO
NO.1 SOUL SET見たかったりもしたんだけど、RIJF最終日、トリを飾って、最高に楽しい想いをさせてくれたELLEGARDENに敬意を表して、SUN
STAGEに残留。って言うか、エルレ=サンステージかあ。
10-FEET同様、どの曲も踊りまくれてめちゃめちゃ楽しかったんだけど、細美のMCで迂闊にも泣きそうになってしまった。「RSRFは2年ぶりで(3年ぶりだったかな?)、前はアーステントでやったんだけど、お客さん前3列くらいしかいなくって、それはそれでめちゃめちゃ楽しかったんだけど、今回は一番おっきいステージでしょ?俺たち、フェスの一番おっきいステージでやんの初めてなんだよ。オレンジレンジとか氣志團とかやってるわけでしょ?いや、どのバンドがどうってことじゃなくてね。」って嬉しさを口にしたり、「北海道には想い出があってさー、前に北海道来たときにね、イベンターの人と飲みに行ったのね。そこの女将さんとイベンターの人が知り合いで、女将さんに『あんたも音楽やってんのー?』なんて訊かれて、俺が『そうなんですよー。まだペーペーなんですけどねー。』って言ったら、女将さんにしかられたんだー。『あんたねー、北海道来てもあんたのこと応援してくれる人がいるんでしょ?あんたの歌聴いて感動してる人がいるんでしょ?そんな人が1人でもいるんでしょ?だったら自分のことペーペーなんて言っちゃダメよ!』っつって。俺さー、それ以来自分のことペーペーって言うのやめたんだよね。」って真摯な側面を見せたり。そんなことにうるっときた。
ちょっと前に夏の甲子園連覇を決めた(快挙!すごい盛り上がりだった!おめでとう!)駒大苫小牧高校のお祝いと称して、「こっからはパーティーです」だって。「みんなで歌おう!」って言われて、「何よー、あたしは細美の声聴きに来たんだから」ってヤツは無視していいから!ってことで、みんなで歌って踊った最後の「メイクアウィッシュ」。大きなステージに、映えてたと思うよ、細美の笑顔。
銀杏BOYZ
RIJFに行ったことを知っている友達から、「脱いだ人がいるんでしょ?」ってメールがぱらぱら届いた8月前半。その脱いだ人率いる銀杏BOYZのお出ましです。そんな(どんな?)期待感からか、アーステントは入場規制。会場脇にあるパブリックビューイング(っつーか、大画面)前にも、かつて見たことないほどの人!人!人!
「1週間前(正確には2週間前ね。)、僕は大勢の人の前であることをやってしまいました。あの時は、お客さん全員が敵に見えました。1週間後、僕は北海道に来ていて、なんだかまた興奮してます。」みたいなこと言ってた。あんまり見えなかったけど、多分テントから飛び出て、外にいる人たちのところまで下りてきてた(多分。違うかな?)。焼けてしまいそうなエネルギー。
17時スタートのリリーフランキー×猫ひろし×ピエール瀧@ブラクホール見るために、途中で抜けたんだけど、ブラックホールが長蛇の列で、どうあがいてもリリーさんと猫ひろしを見れなさそうだったので、引き続き銀杏見る。
Strange
Love Psychedelico
電グル×スチャダラだけじゃありません!このフェスで垂涎の組み合わせと言ったら、ストレンジラブサイケデリコでしょう!Dr,strange
loveにラブサイケデリコ、SINGER SONGERも記憶に新しいホリー堀江君のバンド(と言っていいのかな?)ストレンジラブサイケデリコ!もう、楽しみで、どんな余裕で大人なステージになるのか、胸を躍らせて待ってました!
前のバンド、押すこと30分くらい?っていうか、多分ソウルセットから押してたんだろうけど。雨もパラパラ降ってきました。今日の天気予報は降水確率が高い!高い!いつ降ってもいいように、心の準備だけはしておかなくちゃね。
押しに押して、KUMIちゃん登場!なんか性格悪そうっちゅーか、恐そうっていうイメージだったんだけど(失礼。でも、そういうキャラちょっとうらやましくて…)、ステージで笑うKUMIちゃんは、なんだかピースフル!何度も「愛してるよ!」って言ってくれた。
向こう側のお空が美しく輝いているのを眺めつつ、「もうそろそろ移動しないと、フィッシュマンズ見れないな」なんてことを、哀しいかな、1曲終わった時点で考えなくてはいけなかった。そうこうしているうちに、始まったのは「FREE
WORLD」!好き!好き!この曲を耳にしたのに、ステージを離れるなんてことはできなくって、貧乏根性丸出しで聴いてた。
フィッシュマンズはどうしても見たかったので、ストレンジラブサイケデリコ、2曲を聴いてお別れ。短い!
フィッシュマンズ
出演アーティストにフィッシュマンズの名前が挙がってから、このフェスが絶対「記念碑」みたいなフェスになるだろうと予測してた。楽しみで楽しみで、でも、どんなことになるのか想像がつかなかった。フィッシュマンズが見れるのは嬉しかったけど、佐藤伸治の歌世界をどう表現するのか?激しく謎だった。
ストレンジラブサイケデリコから、フィッシュマンズが見れるSUN
STAGEへ向かう道すがら、聴こえてくるのは噂のあの人の声。ハ、ハ、ハナレグミだ!うーん。さすがにフィッシュマンズの曲によく似合う声だなあ。すごいなあ。時はまさに夕暮れ時。さっきの雨もあがって、なかなか気持ちのいい時間帯です。ステージ前に到着すると、間もなくハナレさんのステージは終わり。傍にいた方に「この前って誰か歌いました?」って訊いたら、「歌いましたよ。クラムボンの。。。」って!原田郁子ちゃんが歌ったんだ?!がびちょびん!見たかった。それはそれで、ものすんごくステキなステージだっただろうなあ。
熱いドラムを繰り広げながら、ヴォーカル1人1人をこれまた熱く紹介する欣ちゃんが、次に叫んだ名前は…、なんとUA!これまた佐藤伸治の世界観とうまくマッチしてたなあ。「ちょっと後ろ見てみて。すごいきれいやで。」ってUAが言った空は、雲の隙間からキレイなだいだい色が覗いてた。この太陽が、もうちょっとしたら見えなくなって、ぐるーーーっと世界を一周して、カムチャッカやメキシコに朝を運んで、ローマやニューヨークに朝をリレーして、再びわたしたちの前に姿を現すまで、わたしたちはずーーーっとステキな音楽たちに囲まれているんだなあ。と思ったら、この時間が、これまでの時間が、これからの時間が、なんだかとてつもなくありがたく、幸せなものに思えた。
そんな幸せな気持ちに包まれながら、UAに「次はもっとすごいで!」と紹介されてでてきたのは、われらがGOD忌野清志郎!すげー!すげー!フィッシュマンズのT-シャツ着てるよ!佐藤伸治と清志郎、2人とも唯一無二の、いや、そんなこと言ったら誰だってそうだけど、特に存在感のある2人なのに、なんかめちゃめちゃはまってるっていうか、リンクしてた。ちょっと不気味なくらい。多分、後ろの2人も満足だったことでしょう。
最後は、これまでの4ヴォーカル全員と、更にBIKKEまで加えて大合唱!やっぱり、どうしたってフィッシュマンズの2人が嬉しくてしょうがないだろうなあ、って思った。自分のバンドの、大好きで大切なヴォーカル:佐藤伸治の歌を、こんなに豪華な面々に歌ってもらってさ。そう思っただけで、ちょっとジーンと来た。2人にとって、とてつもなく大事なバンドだろうから。
すごく感動して、すごく満たされて、とってもあたたかくなったひととき。北海道まで来た意味は、ここにあった。
ASA-CHANG
&
巡礼
初のGREEN
OASISで拝見するのは、ASA-CHANG & 巡礼。まっくらな会場、まっくらなステージ。お客さんも、ASA-CHANG&巡礼もみんな座って、ゆったりした時間を過ごす。トークもまったり。時計の針がゆっくり進んでいくのを肌で感じた。瞑想空間みたいになってた。
THE
HIGH-LOWS
ASA-CHANG
& 巡礼見てるときから、サンステージの音は漏れ聴こえてきてたんだけど、ちょうどASA-CHANG
& 巡礼終わったときに聴こえてきたのが「日曜日よりの使者」!♪たとえば世界中が土砂降りの雨だろうと げらげら笑える日曜日よりの使者♪と歌うこの曲は、その無邪気さと強さを手に入れたいなあ、とうらやましく思えるし、それを「日曜日」にたとえる、ヒロトの少年性?みたいのがまぶしい1曲。もう、何年も前の曲なのに、いまだエネルギーとキラメキを失わない曲。その後も、「青春」やって、「相談天国」やって、「俺軍」やった。そのどれもが、めちゃめちゃかっこよくて、そしてあったかかった。人間の温度だった。
真心ブラザーズ
奇跡の復活劇を目にしたのが5月。桜井さんの愛と優しさに、YO-KINGの力強さにやられまくったあの日。RIJFでは、RIPの裏だったため諦めました。今日は見ます、真心。と言っても、至極当然の入場規制。全然見えやしない。「石」の歌や「素晴らしき世界」の歌をやってくれた。途中で花火が上がって、テント外にいたわたしは、すっかりそちらに心を奪われてしまったのだけれども、2人が同じステージの上にたっているという事実だけで、嬉しかった。いつまで見ていられるのかわからないけど、この一瞬一瞬を大事にしようと思った。
忌野清志郎
携帯の電池がなくなりそうだったけど、やっとこさっとこwanmiさんと連絡が取れて、まんまと合流。wanmiさんのお友達:藤井さん(31歳♂)も一緒に。とりあえず、ごはんでも食べますか、ってことになった。藤井さんは本日めでたく31歳のお誕生日を迎えられたということで、「1杯おごりますよー」なんて言ったはいいが、食材調達はばらばらに散ったため、結局何もご馳走できず。ごめんなさい、藤井さん…。わたしは「石狩丼」なるものを購入。うに・いくら・鮭・ホタテがふんだんに散りばめられた一品。1000円なり。贅沢。再び3人集合して乾杯。wanmiさんは妹と、藤井さんはお友達と、それぞれ2人で参戦してるらしいんだけど、今の時間帯は別行動みたい。そして、すぐそこのSUN
STAGEはROSSO→SHERBETSの時間帯。造詣も浅く、思い入れもあんまりない2組でして。ゆえに、3人でおしゃべり大会。3人が3人とも東北出身だったり(wanmi:福島、藤井:秋田、shizucca:山形)、年齢も近いってこともあり(あえて公表せず)、音楽遍歴とか、4月に宮城で開催されたARABAKI
ROCK FESの話とか、どこまで遠征に行くのか?とか、過去のRISING
SUNのこととか、そんな話をだらだらと。SUN
STAGEはすっかり時間が押しているらしく、清志郎の登場時間を過ぎてもなおベンジーが歌っていたり。その間、またおしゃべり。寒いけど、眠い目をこすりこすり。いや、この時間ほんと寒かった!そして眠かった!北海道恐るべし!
そんなこんなで、予定時刻を30分ほど過ぎ、わたしたち3人がスタンディングゾーンで「今か今か」と待ちわびていると、GOD登場!もう、何度も言うけど、50歳を過ぎてあの格好とあのテンションはずるい!おっさんの余裕と図太さ、少年の無邪気さと奔放さ、その全てを内包して、この人はこんなにも輝き続けている。このキャラで「NO!戦争!NO!核兵器!」みたいなこと言われたら(ちなみに今回は言ってないけど)、なんだかちょっと勇気を出せば簡単に実現できるんじゃない?って思えるくらい。っていうか、それぐらいハッピース!なヴァイブスをこの人が持ってるからなんだろうけど。
ヒロシのパクリで、「最近息子が口をきいてくれません…キヨシです…」「妖怪大戦争という映画に出ています。角川が社運をかけた映画です。かけるところを間違ってます…キヨシです」というギャグを連発。そして、妖怪大戦争の歌を。この映画、豪華出演陣の割には、「妖怪」という特性上、メイクがすごくて、誰が誰だかわかんないんだけど、清志郎と竹中直人だけははっきりわかりました。そのままで「妖怪」成立してました。やっぱり、ステキだ!
最新アルバムにもゲスト出演しているヒロトをステージに招待!「REMEMBER
YOU」をやったり、「雨上がりの夜空に」をやったり。この2人の「おっさん」で「少年」な感じがなんとも似ていて、にたにたしてしまった。ていうか清志郎、いろんな人とコラボる貪欲さはやっぱりステキだ!最後はなんとも昇天!な曲「気持ちE」で〆。その歳で、無邪気に歌うなよ、この曲を。なんだかもう幸せすぎだ。
多分みんな幸せすぎたんだろう。アンコールの声が。それに応えるGOD。歌う曲は「JUMP」!最新シングル(多分)であるこの曲で、こんなにも盛り上がれるなんて、やっぱり神だ!いつだって、わたしたちの主題歌みたいな曲を歌ってくれて、いまだに光を放ち続けるGOD清志郎。高く、高くジャンプしたら、なんかいろんなものが昇華された気がした。
アンコール終わりで、メンバー全員で肩を組んでお辞儀してくれた。みんながみんな、大人で余裕で、でも少年のように純粋そうで、ほほえましかった。
ASIAN
KUNG-FU GENERATION
時は深夜1:00。すっかり眠かったので、wanmiさん、藤井さんとお別れして、シートゾーンで仮眠。さすがにちょっと寒かったので、もこもこトレーナーを着用。時間押しのせいか、トワイライトブレイクもままならぬまま、普通にセットチェンジを終えてアジカンスタート。
いやー、久々、アジカン。その昔、ワンマンにも何度かお邪魔しましたっけね。バキでもロキノンでもスルーしてたから、結構久しぶりだ。選曲、なかなかよかったのでは?ってもう覚えちゃいないけど。楽しかった。当たり前のように楽しかった。ごっちの、本当は狙いでしょ?としか思えない「つぶやき」も久しぶりに聞けたし。
CRAZY
KEN BAND/くるり
眠いのと、ちょっと寒いのと、体力心配のため、けんさんバンドとくるりは寝ながら聴いた。ってか、「眠りながら」なんで、ほとんど聴いてない。3:00からのビークル@アーステント行く予定だったのに、そんな元気はすっかりなくなってしまってた。
全く機能してない頭と耳で、ほんのーり♪俺の
俺の♪というけんさんの声を聴いた。きっしゃんの声は、聴いたのかどうかすら覚えてない。そんな2時間。でも、うたた寝(つうかガン寝?マジ寝?)の向こうでクレイジーケンバンドやらくるりやらの音楽が鳴り響いてるって、これ、相当幸せじゃない??
斉藤和義
とうとうやってきました!RISING
SUN ROCK FESTIVAL2005、泣いても笑っても最後のアクト!せっさんです!実は、これまでせっさんまともに見たことなくて。でも、初参加のライジングサン、大トリをつとめるのが彼って聞いて、「一度は見ておけってことかなー」なんて、勝手に意味を持たせてみたりした。
ステージに登場したせっさんは、なんとも普通のにいちゃんっつーか、普通のおっさんつうーか。華もあるわけじゃなし。それどころか、いまだに路上とかでギター弾いてそうな佇まい。そんな彼がこのフェスのラストアクト。民生が演奏し、ハイロウズが高らかに青春を鳴らし、清志郎を経て、けんさんがシャウトしたSUN
STAGEのラストを、この人がどんな風に締めくくってくれるのか、楽しみ楽しみ。
懐かしのデビュー曲では音楽に対する愛情がポップに溢れ出してたし、中学生のときに意味もわからず歌ってた「モルダウの流れ」では、なんだかその悠久の流れに、時を越えて身を委ねられるような不思議な感覚に包まれた。なんとも私的な歌でありながら、それでも大多数の人たちの、ひとりひとりの毎日に「ぴとっ」と寄り添うような「歌うたいのバラッド」。せっさんの声と、この時間帯と、これまで長い時間を音楽とともに過ごしてきたわたしたちの思いとが、がっちり合って、なんとも幸せだった。♪愛してる♪と歌うせっさんの声が、頭の中でリフレインする。
新曲もよかったし、実は何気にせっさんの真骨頂とも言うべき「彼女は言った」(だっけ?タイトル自信なし)では、テンションの上がりきったわたしたちを喜ばせてくれた。いや、めちゃめちゃセクシーでしたよ。華ないとか言ってごめんね?ちょっと惚れた。いや、だいぶ惚れた。ドラムは元くるりのもっくんだ。
斉藤和義のラストソング、そして、2日間続いたこのフェスのラストソングは、なななななななんと!「歩いて帰ろう」!♪デッデッデ♪っていうイントロを弾いては切ってを繰り返し、わたしたちをじらすだけじらしたせっさん。このまま一生じらし続けてくんないかな。そして永遠に終わんないで欲しいな。なんて思ったけど、始まった「歩いて帰ろう」は素晴らしすぎて、楽しすぎて、信じられなかった。帰りたくなんてなかったけど、残念ながら美しい朝陽は拝めなかったけれど、せっさんと迎えたこのフェスのラストは、宝物だ。頼みもしたいのに、毎日やってくる同じような朝。でも、今日だけは、特別な朝だ。だって、このステージには嘘なんてなかったから。ごまかしなんてなかったから。その全てが真実で、真っ向勝負で、がぶり四つな時間だったから。だからやっぱり、今日は特別な朝だ。
せっさんのアンコールはなしで、主催者の方がご挨拶。泣きそうになった。遠く北海道の地までひとりでやってきて、2日間、雨が降っても寒くても頑張った自分を褒めてあげたい。そして、全てのアクトの中で、特にせっさんに「ありがとう!」を言いたい。幸せな、あたたかい、そしてちょっとくすぐったいような恥ずかしいような、そして、元気に歩き出せるような気持ちにしてくれてありがとう!ごはん食べて、荷物まとめて、今日は、歩いて帰ろう!
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