ROCK IN JAPAN FES .2004 Report

いやあ、今年も行ってきました、毎年恒例「ROCK IN JAPAN FES」。
今年のフェスはこれ1本!「アラバキ」も「コイワイ」も今年はないみたいなんで。
RIJFにかけるぞ〜。…と意気込んだはいいが、なんか例年ほど士気が高まんないのね、これ。なんで???

86《1日目》

例年通り、早朝に新宿駅を出発するバスでGO!もう慣れたもんだ、あたしたち。
そして例年通りふたりぽっちの参戦。あたいたちの草の根活動も実を結ばず。
バスの中では、予習しながら爆寝。したら、あっちゅーま!に着いちゃったもん!ひたちなか。去年は冷夏で寒かったね。今年は猛暑!酷暑!勇気!元気!ポンポポッポポンキッキーズ!って、頭もおかしくなっちゃうくらい、日々暑いのです…。
何が心配って、たきこの体調が心配(たきこの体調のおかげで、今年もライジングサン断念(・へ・))。あたいの体力が心配。でももう、参加4年目のベテランさんですから、適当〜にがんばりましょ。
ささ、シートゾーンに場所確保。物販♪物販♪ケツメ、すんげー人気。あと、オフィシャル。白地にキミドリのロゴのやつ、かあい〜。でも、人並びすぎ…。ハングリーフィールド、去年より格段過ごしやすくなってる〜。というのも、イスがね、売るほどおいてあるのね。おいしいご飯、ゆったり座っていただけちゃいます。
なあんて、そうこうしているうちに、いよいよ始まりますよ〜、RIJfes.2004!!それじゃ、レポいきましょうかね。
ウルフルズ
去年のTOPバッターは我らが「100S」でした。感涙ものでした。今年のTOPは…?ウルフルズ!!トータスに会いたいか〜??おー!!!!
渋谷さんのお話はいつもどおり、フェスの自由さについて。自分を祝福できる空間にしようねって。んで、いつもよりきつく「モッシュ&ダイブ禁止」令を発令してました。さんせ〜い。自由に、自分なりに、充実した3日間を過ごすぞ〜。と勝手に宣誓したりして。興奮してきた〜。
このキャリアでTOPバッター!素敵すぎなトータス登場!1曲目はなんと「ガッツだぜ!!」んもう、TOPの意味を充分解りすぎた選曲で涙!そのあとも、盛り上がりソング目白押し!ってか、盛り上がんない曲持ってないんじゃねーの?このバンド。「♪ばんざ〜い♪君を好きでよかった」も「♪貸した金返せよ!」も「♪サンサンサン、おてんとさまさま」もやった〜。
あたし的「No.1」ソングは、「ええねん」!!トータスが「全肯定ソング!!」つって歌い始めた歌。「♪後悔しても ええねん♪また始めたら ええねん♪失敗しても ええねん♪もう一回やったら ええねん♪前を向いたら ええねん♪胸をはったら ええねん♪それでええねん それでええねん♪」って曲。救われた。すっきりした。ありがとう〜!!

LOST IN TIME
7188登場で沸くグラスステージを尻目に、ごはん食べ食べレイクステージへ移動。ビークル見たかったんだけど見れず。何やってんだろ、あたしたち。今日はこれからハイロウズまでグラスには戻りません。
割と好きなLOST IN TIME。このバンドね、しんみりしちゃうって言うか、上がっていくタイプの曲あんま無いから、「青空の下のフェスでだいじょぶ??」って思ったけど、新しいアルバムの曲を「じわー」っと聞かせてくれました。この人たちの歌を聴くと、不器用でも大切に日々を過ごそうって思う。きっと大勢の人が、そうやって生きているんだろうなって。こんな歌を野外で、多くの人と聴けるのも、フェスの醍醐味だね。
ART-SCHOOL
新生アートスクル。ごみん。ほっとんど寝てた。だって暑いんだもん…。
POLYSICS
ポリもほっとんど寝てたんだけどね。寝る子も起きる大盛り上がり。これまでのレイクの中で、一番お客さん入ってたんじゃないっすかね。たきこも前線に突入。パーティってました。次は是非参加さしてください!!
サンボマスター
今日のお楽しみ、サンボマスター。ここで、前のバイト先のお友達、ゆめちゃん登場!!夢のように優しいから「ゆめちゃん」。バイト一緒だったころから誘ってんのに…。今日は会社の人たちと8人(!)で参戦だそうな。あたいたち、いつまでも二人ぽっちなのに…。
ぐっさん、登場!!銀杏とかさ、ガガガとかと一緒で叫ぶようにロック魂を吐き出すその姿に感動!!「♪誰だ×3〜♪どこだ×3〜♪」の「愛しき日々」も、「♪夜汽車でやってきたアイツっ」も、「♪さよならベイビー」もやりました〜。あたい、音源アルバムしか持ってないんだけど、充分!!楽しめた〜。おしゃべりも楽しかったからね。最後は「♪涙流れ〜て愛が生まれる〜」の「そのぬくもりに用がある」で〆。おっしゃるとおり、「日本語ロック」堪能!!恥ずかしい想いしても、いやだからこそ、真剣に生きられるんだろね。生き恥をさらしながら、それを引き受けて生きていく覚悟ができそうな、そんなライブやった〜。たきこもご機嫌♪
THE BACK HORN
自分たちでチューニングしてた。「天国に〜空席はない〜」やった。「未来」やった。裸足でシャウト。熱かった。
スネオヘアー
グラスステージのハイロウズまで、まだちっと時間あるし、すね様鑑賞。2曲ね。やぱ、おもろい。話も曲もキャッチーって言うと聞こえが悪いかも知んないけど、人の心を捉えるのがうまい。「てっぺん」やった。満足して、グラスヘGO!
THE HIGH-LOWS
初日のハイライトは、やっぱ、ハイロウズ!!ひたちなかの地に、ROCK IN JAPAN FESのステージに、とうとうハイロウズが登場するんです。これって事件です!!それも画期的な!!8.6事件ですよ〜。だって、ブランキーなき今、ミシェル解散した今、ロックを高らかに鳴らすことのできる、それでいて、4万人を歓喜の渦に巻き込める、多分唯一のバンド、ハイロウズ!!もう、ほんっと待ってましたです、はい。
レイクから移動してくる道すがら、たきこが、「すねおもっと見たかった」とか「DJブース、ポリハヤシだ」とか言ってて…。結局ハイロウズ見ずにポリハヤシ見に行くことにしたみたい。今年もまた一人で花火…。
グラスステージ手前で、すでにヒロトの声が聞こえる〜!!いーそーげー!!「青春」、聴けませんでした(´へ`)。でも、青春を1曲目に持ってくるあたり、おっとこまえだなあ。
結構前のほうに陣取って、ようやく臨戦態勢!!「♪ズーットロッ♪モーットロッ」ってやりましたの〜。「ごっつええ感じ」見てたときから大好きな、底抜けソング「日曜日よりの使者」も、「スーパーソニックジェットボーイ」も、「相談しよう、そうしよう♪」の「相談天国」もやったの〜。涙涙。も、何も考えずに済みます、余計なこと。考えすぎちゃうあたしの頭が、機能停止しちゃいます!!「ロック最高だぜ!」って、あんたが最高だぜ!!
本編最後は「♪真夜中レーザーガ〜ン」!!いろんな意味で駆け抜けて、息切れて、天国に上った感じ〜。
登場ん時にはできなかった、「GO!ハイロウズGO!」の掛け声も、今度はしっかりやった〜。アンコール!「ミサイルマン」!!この踊りやるの、結構今日の目標だったからうれし。
「何を楽しみにすれば??」と思ったこのフェスで、ハイロウズはまさに救世主だったのです。こんなに「楽しい〜」っていう感情だけ持ち帰れるなんて嬉しいです!!ヒロト様、どうかこれからもいい曲産み落としてくださいぃ〜。
そだ、このステージでね、ヒロト、ズボン脱いだんだよね〜。「俺の核シェルターが、俺の核シェルターが!」っつって脱衣!遠かったから全然確認できなかったけど、感動ね☆アイロニーなのか、単に脱ぎたいのか、わかんないんだけど、楽しいからいっか〜。
 

87《2日目》

今年もお部屋はたきこと別れ別れ。初日の感想も満足に話せないまま、2日目突入です。
毎年ね、ホテルの朝ごはん我慢して、向こうで朝ごはん食べようと思うんだけど、朝ごはん食べちゃうんだよね。しかも、会場着いても食べる。ま、バテ防止ってことでいっか。
出発は、ホテル前に8時集合。早いって…。会場9時だよ??到着するころ、まだ開いてないって…。→案の定、開場前に到着。開場してからだって2時間あるんだからさあ…。
って、そこは有意義に時間を使うために、「食」&「物販」でしょー。
今日は頑張って「オフィシャル」に並ぶ。狙ってた「キミドリロゴ」Tゲット〜。2時間も時間あるから、余裕でゲットですね。
今日はグラスで場所取りしてから、TOPはレイクでのペンパ!!いきなり??一日の体力使い果たしちゃうよ??ってことで、早速レイクへGO!
PENPALS
去年はトリだったよね、ペンパ。夜も似合ったけど、やっぱ太陽の下で「ROCK THE SUN」聴きて〜!って思いながら会場入ったら…。なななななんと破裂寸前の超満員。今から行っても、スタンディングゾーン、入れなさそうなくらい。みんなそれだけフェスのペンパには期待してるってことだね。ペンパライブの開放感と一体感を味わいにきてるってことだね。ぐふふふふ。
でもほんと、ただでさえ人が押し寄せる過酷なライブなのに、炎天下にこんな人集まっちゃってだいじょぶかしら。でも、あたいも手ぇ抜くわけに行かないし…。と思って、やぱ前へ。たきは遠慮しとくって。
林王子登場!!やぱかっこえ〜ですわ…。いっきなし「ROCK THE SUN」だよ!!TOPバッターで、「ROCK IN JAPAN」フェスで、「太陽」の下で、いきなりこの曲はずるい〜(●^o^●)!!はっきしいっておしっこちびったね、あたしゃ。そのあとも「オーオーこのままで〜」ってとこでぐわっと盛り上がる「オキナワゴーラウンド」、「ウォウウォ ウォウウォ ウォウウォ アイゴナビィウィズベイベ」ってとこでウォーっと盛り上がる「ライフオンザウェイ」、ひたすらハッピーな「ダンス」もやって、踊りまくり、跳ねまくり、汗かきまくりのライブでした〜。
何度もいってますが、「♪最高さ〜こんな夜空に最高な〜きみ〜と二人〜♪」って新曲(であり名曲!!)もやりましたよ!!これ、とことん上がれる、名曲なのです〜。最後の曲はもっちろん「ラブソング」!!「いつまでも終わらない歌〜!」
ペンパは、この夏のフェスを最後にしばし充電期間に入るみたいなんですが、この夏の思い出だけで何年か生きていけそな、充実したライブでした!!なんか林王子のソロワークも始動するみたいだしね。全然目が離せないんだな。
あとで聞いたら、たきこも前に来てたみたい。やぱ、黙っていられないよね。

ELLEGARDEN
i移動中に周りのおしゃべりに耳を傾けてみると、「エルレ」「エルレ」と結構人気みたい。
ってことで見てみることにしたのですが…。こういうの、わかんないんだよね。寝てみた。

ACIDMAN
できれば一青窈「ハナミズキ」聴きたかったな。と反省しながら、グラスステージへ戻る。もう慣れたもんだよ、アシッドマン。結構前まで。「リピート」聴けたのは大きかった。
もう、改めて話すこともあんまないです。
ハナレグミ
グラスステージではバックドロップボムが、かたやレイクステージではライムスターがステージングしている時間、たき&あたいは時間を持て余したので、公園内にあるアトラクションで楽しむことに。かっぱの昔話とか、氷の世界にチャレンジ。たきこ、「氷の世界」見たがってたのに、ぴゅーって足早に進んでいくんだもん。ぷくく。全然体感できんやん。でも「あーおもしろかった」って…。不思議ちゃん。
15:30からのフラカン前さんのDJを楽しみにしてます、たきこ。あたいはその間、後ろのほうでぽえ〜としてた。
16:30からはグラスでハナレグミ。移動しますよ。

期待でパンパンに膨らんだスタンディングゾーン。みんなあの気持ちよさを味わいたいのね。
「音タイム」でスタート。いつもより、更にゆったーり、リラックスしている感じがします。去年小岩井で見たときに感動した「ハンキーパンキー」で〆。いつも思う感想、「贅沢な時間だなあ」。お酒飲みながら、芝生の上にねっころがって聴きたい。そんな上質な音楽でした。
ASIAN KUNG-FU GENERATION
あー、忙しい。ハナレグミ終わってから、レイク→グラス→レイクと移動しなくてはなりません。
それはアジカンを見るため。初登場だけど、もうすっかり力つけちゃってますね。
「つないで〜いたいよ〜」って曲やった。「情熱の羅針盤は君〜の胸にはありますか?」も「ゆが〜んだそ〜のこーころ」も「きみっという花」も。すごい盛り上がりだったな。
YO-KING
今日の最後は、不滅のロックンロールキング、ヨーキングです!!たきもあたいも楽しみ!
いつもの通り、自信満々にヨーキング登場!!いいなあ。あたしも、この人の半分でもいいから、自信に満ちれたらなあ。
いきなり、YO-KINGの命により、みんなの手を空にかざして、「うぁーーーー」って叫ぶ。何度も何度も。これで、もうすっかりご機嫌になれたんじゃない??みんな。細かいこと、嫌なことを空に放って、みんなとひとつになれた。すんごい気持ちよかった。
そのあとはもうYO-KINGの思い通りだろうね。全体を包む開放感がすごかった。
メンバー紹介の時に、「このバンドはビジュアルで選びました」みたいなこと言ってて。きっちり笑いをとった後に、「で、ビジュアルと言えばこの人!」ってことで、サンボマスターぐっさん登場!!最近一緒に曲を作ったみたいで、みんなでその曲「審美銃」やりました。これ、物販でもTシャツ売ってたな。ぐっさん、自分がどれだけYO-KINGのことが好きか、熱っぽく語ってました。
YO-KINGのいいとこはね、いろんな人と一緒に音楽をね追求するとこだね。おもしろそうなら、よさそうなら、やる。銀杏ミネタとか、リップとか、サンボマスタとか、年齢もジャンルも関係なく、音楽に向き合うYO-KINGだからこそ、こんなに邪気のない音楽ができるんだろうなあ。うらやましいなあ。
アンコールは「空にまいあがれ」。んもう、最後まで突き抜けたライブだった。あの年で、体裁とか、小細工とかなく、無邪気に音楽やれてるYO-KING、ほんっとうらやましい!!ちょうどよく打ちあがった花火も、そんなYO-KINGと、YO-KINGを愛するみんなを祝福しているかのようだった。
あ〜。気持ちえがった〜。
 

88《3日目》

早いなあ。もう3日目だよ。もう荷物片付けて出ていかにゃあならんのだよ。さみちい。ぐすん。
今日は昨日購入したフェスT着てます。ROCK'N ON ライブラリー行ったりして時間つぶしてみたり。
今日はバインデイ。ってことで物販楽しみ♪物販の評判がすこぶる悪い(トホホ)バインですが…。今回もいまいちでしたねえ。今日は買うものなし!という判断をして、待機。
HY
3年連続のTOPバッター。HYと知り合って、もう3年目なことにびっくり。渋谷さんがアナウンスで「ほんとはトリを任せてもいいくらいのバンドです。でも、お願いしてTOPバッターやってもらいます!」みたいなこといってた。きっと、会場を一気にヒートアップさせる力を認められたからなんだろうなあ。まだ20歳とかだよ??やっぱ、すごいバンドです。
直前に「TRUNK」というアルバム出してます。これまた、いいアルバム。「てがみ」って曲がね、いーよ。しゅんって、もしかして天才かもね。
「AM11:00」もう多分みーんな知ってる曲だね。音源化されてない「フェイバリットソング」、会場全体が大きく左右に揺れる。「ホワイトビーチ」、やっぱ名曲。夏の空の下で聴けてよかった。
この人たちも、もう説明不要。若さからなのか、天性のものなのか、恥ずかしげもなくあたしたちの心を「きゅい」っとつかんで引き寄せる。世の中を斜めから、色眼鏡をかけて見てる人のことなんて、お構いなし。ひたすら無垢にまっすぐに、前に進んでる感じがね、まぶしいっす。
会場は狙い通り、ヒートアップ。成功成功♪
椿屋四重奏
HY終わって、レイクの椿屋まで時間があんましないんで、「グラス」と「レイク」を結ぶシーサイドトレインで移動。片道100円。快適〜。
着いたらすでに始まってるではありませんか!サンボマスターが「新しい日本語ロック」なら、椿屋四重奏は「艶ロック」らしい。椿屋、どう表現したらいいかなあ?と思ってたら、「艶ロック」ね。納得納得。
スーツ着ててね、「絶対脱がない!」みたいなこと言ってたのに、「ごめんなさい」って脱いでた。ぷくく。「群青」「小春日和」やった。一番よかったのは「かたはらに」夏の暑さに、このフェスの熱さに、絡まるようにまとわりつくように、でもぴったり合ってたなあ。
DJブース 松本素生
椿屋終わって、たきこがエレカシ見るから、ごはん食べながら「みなとや」付近でぼーっとしてたら、レイクステージから漏れ聴こえるは、今CMでヘビーローテーションのクラムボン「サラウンド」!!贅沢〜。だって、バックグラウンドミュージックが、サラウンドだよ!!しかも生!ふぇー。
あたい、ほんっとエレカシ知らんから、せっかくなんでそう君のDJを見に行く。相変わらず踊りまくってたな。なかざも石原もよういっさんも応援に来てた。ってか、多分自分たちも踊りたかったんだろな。
最後にかけた曲はなんとジェリさんの「フリーダム」!!!こんなとこで聴けるなんて〜。びくーり。たきこに聴かせてあげたかったな。
そのあともエレカシ終了までDJブースでまた〜り。気持ちええ〜。
奥田民生
もう、この人について語ることなんて、ねえ??当フェスの「守護神」とも言われる民生先生。贅沢ながらも、今年も当たり前のように見れる嬉しさよ♪
去年レイクで見たときとは違って、力強いステージ。「うぉー」とか言ってます。拳握ったりしてます。これまでのシングルの歌詞をつなげて作った「人ばっか」、すげーの。メロディーとか、そのまんまなんだよ。そのまんまでつなげてんの。すごいなあ。貫禄だなあ。文句言えないなあ、こんなことまでやられたんじゃあ。
「イージュー☆ライダー」もやった。やっぱ、ずるいなあ。
スピッツ
なんと言っても、本日のハイライト、スピッツ!初見です。
「メモリーズカスタム」でスタート。もう、あの歌声聴けただけで、昇天ものです!!続いて「涙がキラリ☆」。切なさにキュッとなった。なつかし〜「俺のすべて」!「スターゲイザー」、もう、イントロ聴くだけで胸が「きゅいーん」となる。この時代に、この人たちと、また、とっても大切な人と出会えたことを、讃えることができるような歌。「明日君がいなきゃ困る」なんて、あの年のおっさん(すまそ。)が言えるその強さったら!!長い道のりを、時空さえ超えて、大切な人と生きて行きたいなあと、なんだか人恋しくなっちゃった。
ご愛嬌で「モニカ」をやったりしたけど、「知らない人多かったかな」って照れたり、「民生みたいにうぉーって叫んでみようと思ったけどできなかった」とはにかんだり、なんだかマサムネ、等身大だわ〜。
ラストは「空も飛べるはず」。時代を超えた名曲。青空の下で聴けてよかった。空、飛んだ。「ゴミできらめく世界が、僕たちを拒んでも」いろんな出会いに感謝しながら、大切に生きていこうと、誓った、この空に、スピッツに。
スピッツのいいとこは、「キラメキ」とか「切なさ」とか、「少年性」とか、なんかキラキラしてる部分??いいや、それだけじゃありません!!「エロ」も「グロ」も「ナンセンス」も、「汚さ」も「ナイフ」も持っているところ。「清濁併せ持つ」。これがスピッツのいいとこだと思うわけ。それはそのままマサムネにも言えること。素敵な大人です、素敵なバンドです。
フェスも4年目で、もうすっかりおなじみバンドが多くなってきて。おととし桑田敬祐を見たときのような、去年スガシカオを、100Sを見たときのような興奮は、正直薄かったの。1日目のハイロウズでさえ、1度見たことあったから、頭かち割られるような衝撃はなくて。でも、今年の収穫は、スピッツ!!大収穫!!久々に、ライブで泣きそうになった。
実は、1年も放置状態だったこのHPを再開しようと思ったのは、スピッツを見て感じたこと、忘れたくないなあと思ったから。もしできれば、誰かに伝わればいいなあと思ったから。それほど興奮した。ほんっと、感謝してる。ありがとう。
GRAPEVINE
一番好きです、バイン。新アルバムも名盤でした。しかし、まあ、スピッツの後だとかすむね〜。
「ミスフライハイ」は、盛り上がれる曲ね。なつかシングル、「覚醒」やった。イントロ鳴った瞬間からぐわーーっと上がれる曲。アレンジ変えた「here」、声が歪んでた気がした。頑張れ!田中!さわやかな夏に合う歌「風待ち」。新曲もやりました。イマイチ覚えてない。
最後、「豚の皿」で唐突に終わる。みんな唖然。ぷぅ。
東京スカパラダイスオーケストラ
もう、国民的なグループですよね。って言うか、世界的なグループですよね。あまり知らんです…はい。
レイク→グラスに移動してきたら、もうすでにお客さんであふれかえってました。さくさくっと帰りたい人が多いからなんだろうけど、シートゾーンの後ろまで人がいーぱい。たきこ、スカパラ好きみたいで、前行こうとしてたんだけど、断念。
お客さんみぃんな踊る踊る。おっきなダンスフロアになってましたね。いや、でもあたいあんま知らんて…。
そんな気分を察してくれてか、たきこがDJブースに誘ってくれる。もち、即OK。あっちもラストに向かって盛り上がってるはず〜。
と思って行ってみたら…。ミシェルとかやってるし…。ロッソとかやってるし…。だからね、あんま興味ないのね…。
その後、花火までスカパラとDJを行ったり来たり。こんな終わり方もいいよね。昨日に続いてたきこと花火。きれ〜。
ささ、片付けて帰りましょ…。と思ったら、やっぱ名残惜しくって、もちっとDJブース見ていくことに。これがね、これがね、最高だったの〜。KICK THE CAN CREW「アンバランス」、RIP SLYME「楽園ベイベー」、ミスチル「innocent world」!!夏の必殺チューンがこれでもか?!ってくらい流れてきて、うれし〜。aikoもやったし、サザンもやった!!もう、こんなに全員が盛り上がれる「みんなのうた」ばっかやっちゃってさ〜。憎らしいぐらいです!!
…と思いきや、たきこ「ことごとくはずしてくるなあ」って…。アジカン聴いて帰った。時間も時間だしね。あたしは、最後のアジカンまで、完全燃焼で楽しめたも〜ん☆
 


  総括  

4回目ともなると、もう新鮮味とかないなあ。と思った割には、なかなか勝手に楽しめた3日間だった。頑張ることも少なかったし。アーティスト見るより、アトラクション♪とかいう時間もあったし。そのぐらい気楽だった。あ、シーサイドトレイン使ったことも大きかったな。頑張らないフェス。渋谷さんの言いつけ守った!!
今年一番びっくりしたのは、3日間ずーっとたきこと一緒に行動したこと!!いつもね、ほっとんど離れ離れなの。あたいがたきのこと探せなくて怒られんの。でもね、今年はずーと一緒よ。ま、たきこがDJ見てたり、あたいがごはん食べてたりとかはあったけど、基本同じステージ。すげー。そいった意味では、音楽の、フェスの醍醐味を共有できたいい年だったかなあ?ま、暑さで二人ともほっとんどしゃべってないけどね…。
なにはともあれ、音楽も、「食」も、ひたち海浜公園でさえ楽しめた充実した3日間でした☆
たき、今年もありがとね〜。来年は体力と金力つけて、ライジングサンも行こうね〜(←勝手に決めた)

 

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