…漫画 review

漫画喫茶好き!!
少女漫画、サラリー漫画、なんでも読みます!!

いくえみ 綾 「PREMIUM!長編セレクション」

わが青春のいくえみ綾。等身大で、切なくて、ちょっとひねてて、まどろっこしくなくて、好き。
プロフィール見たら、デビューが1979年だって…。もう24年も前なのね。最近は流行りのギャル漫画っぽい路線の絵が多い??とか思ってたんだけど、やっぱりこの人の真骨頂は「せつなさぜ」っすよね。誰もが感じる「コンプレックス」とか、「諦め」とか、そんなものが素直に描かれていて好きです。あとやっぱこの絵もいいんだよね。民生っぽい主人公多し!!

紡木 たく 「純-JUN-」

こちらもわが青春の紡木たく。中学生のときはこんのくんとかよちゃん(瞬きもせず)に胸をぎゅんぎゅんいわせてました。
「純-JUN -」は「瞬きもせず」にちらーりと、ほんのちらーりと「ホットロード」の要素が入ったすれ違いストーリィ。主人公の女の子が強くって好きだな〜。あと、田舎描くのがうまいよな〜。
いろんな人が、いろんなことを考えて、互いに思いやったり、気を使いあったり…そのせいですれ違ったり、逆に傷つけあったり…。人間関係って、なかなかうまくゆかないのね…。でも好き同士の絆って強いよな〜って思って、10年近くたった今も「むね、きゅうん」だったのでした。

池田 理代子「ベルサイユのばら」

そういへば、ベルサイユ宮殿て、豪華だったなあ。運河とか森とかあって、そうりゃあもう、あたしの地元の田舎町に比べたって、ずいぶん立派な「都市」って感じだったわよ。マリーアントワネットって、あすこに住んでたんだよね…。ちょっと引くわ…。
なんかこういう古典的な作品読むのもいいな。読んだあと、どっと疲れるけど。「日いづる処の天子」とか「あさきゆめみし」もおすすめです。
あー、赤塚不二夫BOXとかあったらほし〜(たぶんあるよね。)。「一生笑って暮らすのだ!!」名言!!

くらもち ふさこ 「天然コケコッコー」

くらもちふさこさんの描く主人公って、女の子は多感でセンシティブ。男の子は斜に構えてるけど、実は誠実。このお話も、主人公の「そよ」ちゃん、いいんです。都会の高校になじめなかったり、でも無理になじむことないって、地元の仲間たちと変わらず仲良く遊んだり。「男の子ってめんどくさい」っていって、彼氏と距離を置いたり。自然なんです。
村の子達もそれぞれみぃーんないい子。自己主張が強い子や照れ屋で思ったこともうまくいえない子や甘えん坊の赤ちゃんみたいな子。でもそれぞれみんながみんなのことを思いやってて、家族みたいに認め合ってて。いいなあ。和みます。男女の関係もあんまし荒れないし。いろんな意味で「信頼関係」ってものを学べます。
「さっちゃん」と「あっちゃん」がいいんです。

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