***ARABAKI ROCK FES report***

今年のFESもこれが最後。
出演者豪華だし、力振り絞ってがんばるぞ!!
0泊3日という強行日程でGO!!

9月7日

9月6日PM10時、東京駅そばの鍛冶橋駐車場からARABAKI ROCK FES行きのバスが出ます。これから10時間くらいかけて、多賀城市を目指します。準備されたバスは2台。少ない…。体力勝負の野外ライブだけに、睡眠不足の不安が。バスだとやっぱぐっすり寝れないしね。空調によっては体調崩すかもしんないし。とにかく、会場つく前に調子崩さないように気をつけよう!!!
普通に走ると割と早めに現地に到着してしまうらしく、休憩を時間・回数共にたっぷりとる。途中のPAで暴走族みたいな軍団と遭遇。バットとか持ってんの…。バスん中、爆笑。いまどき、こんなスタイルで走ってるなんて…。
ちょいちょい目が覚めたけど、意外と寝れてよかった。8時30分ころには現地着いちゃって、「どおしよ???」って。とりあえず、物販とごはん。地元の婦人会の方々がふるさとの味とか絵葉書を売ってたりして、すんごいアットホーム。意外と食べ物充実してます。とりあえず、ジャンバラヤを食べる。スパイシでうんまい。友達、またグロッキーになってるくさい。物販も充実。またACIDMANのかーいーTシャツにすっかり心を奪われる。

ARABAKIは3ステージ制。メインと思われるセントラルパークステージと小学校の裏の地面が石でごろごろしている城南ヤードと東北歴史博物館の広場みたいなとこにあるミュージアムステージ。どのステージも豪華ラインナップ!!ごはん食べてるときからセントラルパークステージ、長蛇の列。なんたってトップバッタはHYですからね。HYより20分くらい前にスタンスパンクスが始まります。はじめて見るんだけど、心はほとんどここにあらず&いまいち乗り切れず。入場規制が心配なHY。セントラルパークステージ、結構ちいちゃい。6つのブロックに分かれてるんだけど、ブロックごとに入場を規制してんのね。真ん中前のブロック行こうと思ったのに、「もう入れません」って。なんで隣のブロックに。なんか三味線っぽい音色と共に出演アーティストの名前を読み上げて、最後に「アラバキ」ってアナウンス。これが開演の合図みたい。かなりかっこよかった。奮えた。さあ、HY登場です。みんなわーって前に行ったら、真ん中前のブロックが半分くらいあいちゃって、あたし、ブロックをかいくぐってそっち行きました。だって、もったいないじゃん。スペースたっぷりで飛び上がりまくる。「今何時くらいですか???」っつって、AM11:00。あの優しい歌。いつ聴いても、気持ちいい。「ホワイトビーチ」いーずの歌声、素敵。「フェイバリットソング」まだ音源化されてない曲(たぶん…)でここまで飛び上がれて盛り上がれるのってすごい!!ゴーヤマイクも1曲ごとの沖縄弁MCも、楽しくって、HYでスタートできてよかったなあ。って思った。体、あったまった。気持ち、透き通った。サーンキュー。

続いて、ギリで発表になったCORNER。小岩井でハスキン見れなかったんで、今回はリベンジでコーナー。飄々とスタート。なんか、ノスタルジ。昔話を聞いてるような音楽。ほんと、なんか「即興??」ってくらいのまったりさ。和みました。アルバムは「走るナマケモノ」っていうタイトル。それを地で行くステージでした。続いてTHE BACK HORN。VO、裸足でシャウト。♪天国に〜空席はない〜♪でスタート。アカルイミライのテーマ曲、「未来」もやりました。こちら側も熱くなれました。

ステージ変えて今日のお楽しみ、ACIDMAN!!!!こんな.ちっちゃいステージで見れるなんて嬉しい!!とか思ってたのもつかの間。やっぱ、人いっぱい!!!しかも、足元、石でごろごろしてるし…。と思ってたら、ちょっと早めにACIDMAN登場。やっぱ、「アレグロ」「赤燈」「バックグラウンド」「造花が笑う」って素晴らしい。足元おぼつかないけど、ぐわーって前行って、ぐわーって飛び上がった。楽しかった〜!!!イチゴ氏、「今度Zepp仙台でライブやりますんで。」っつたんだけど、会場間違ってたみたいで、メンバーが「えっ??」ってちょっと慌ててた。イチゴ、天然。おもろい。続いて、エレカシ。ごはん食べつつ見学。ちなみにごはんは牛タンカレー。牛タン弁当はその場で焼いた牛タンだったのに、これは前もって煮込んであったやつ。ま、当たり前なんだけど、焼いた牛タン食べたかったな…。ぐすん。エレカシ、人すごいっす。すんごい後ろで見てたのに、いっぱいいっぱい。途中であっさり見るのやめて物販へ。ACIDMANのTシャツ購入。実はさっき連れが買ってるの見て、ちとうらやましかったんで。念願のピンク。表はピンク地に白のロゴ。背中は灰色のマーク。この色使いもかわゆいのー。

さてさて、お次はGRAPEVINE!!!!!!!!!!!始まる結構前に行って、津軽三味線「夢幻会」の演奏を聴きます。なまりのかわいい女の子二人。こういう地元色の強いところもいいんです。三味線の皮は犬の皮なんだそうだよ。バインは真ん中前のブロックで観賞。意外とすいてる…。バイン登場。RIJ FESでは夜だったけど、昼も似合うんですぅー←贔屓目。♪あらばきーのスタイル♪「yellow」も♪んなわっけねーよ♪「BLUE BACK」も「マダカレ」もやりました〜。結構盛り上げ系の曲多い!!!ライブでおなじみ「HEAD」も!!!腕挙げてたたきまくった〜!!バインの曲の中で一番ライブで聴きたい曲。ってか一緒にはじけたい曲。だから、嬉しい。野外だし♪これまでさんざんうっきょーって感じのラインナップだったのに、急に落ち着いて「会いに行く」。夏のきらめきソング「風待ち」「ナツノヒカリ」に続く名曲。鳥肌もん。人を大切に思う気持ちが自然に描かれていて。しかも、さわやかな昼下がりに。都会をこんな遠く離れたところで聴けるなんて。今日のバインはほんと完全燃焼できた。最初っから最後まで。曲数少なくてもOKなのさ!!

ガガガSP。コザック、おもろい。付き合ってた彼女と別れた話してた。なにかい??こっち系のバンドはこんな話をライブでするのかい??そんでその想いを歌うのかい???♪僕は君を卒業するよ 悲しい気持ちと共に♪って、そのまんまじゃん。ってことで、「卒業」やったし「告白」やったし、話題になった曲「国道2号線もやりました。とにかくMCのたんびにそのたどたどしい関西弁でのしゃべりが「ぷくくくくく」てかんじでおもろかった。ライブもよかったよ〜。 eastern youth。スタパン同様、いまいち乗り切れず。前のほうではダイブ・拳で楽しそうだったんだけど…。16:35からはBEGINと迷った結果、Nathalie Wise。本日初のミュージアムステージ。道すがら、DASH村のおうちみたいなわらぶき屋根のおうちがあって、見学したいなーって思った。ステージ脇には池があって、夕方になるとライトが灯って雰囲気が出ます。階段みたいなとこに座って半分寝ながら観賞。ナタリーワイズは、高野寛と東京NO1ソウルセットのBIKKEとあともう一人で構成されてます。聴いてると、ナタリーワイズとはビッケかな??と思った。ポップというよりはやっぱNO1ソウルセットよりかなあ??と。たまたまちゃんと聴いてた曲がそうだっただけかな??夕暮れ時にまったり聴けた。後でBEGINが「涙そうそう」やったときいて、がっくり。聴きたかった。しかも、あの人の声で。

GO!GO!7188をほんのり聴く。友達と集合して、O.P.KINGへ。途中、友達が7188の靴下買いたいってんで、物販へ。物販行ったらあたいたちの悪い癖で夢中になってみちゃうのね。時間を忘れてしまって、O.P.KINGの開演が迫ってくる。いーそーげーっつって、セントラルパークステージへ。したら、なんと、入場規制!!!!!!あーん、なんのためにバスに10時間も揺られて多賀城までやってきたと思ってんのさ〜。てか、物販見てる場合じゃねーって、おれら。不安です。まさか見れないなんてこたあないよね???あー、HYのときから入場規制の予感はあったのに、油断してた〜。もうすぐそこは会場なのに…とか不安に思ってたら、徐々に入れていくみたい。よかったよかった。割とすぐ入れた。ただし、すんごい後ろ。狭いステージなのに、ほとんど見えないの…残念。しんちゃん、こっから3ステージ連続出場です。しかも別のステージで。がんばれ!!!!!♪ミサイル畑で〜♪って曲、かっこいい。連れにさんざん「はるさんかっこいい」って刷り込まれてたけど、実感としてなかったの。でも、この曲はいい。おっさん子供な感じが。てか、4人全員そんな感じだけど。しんちゃんを含む4人が交互にヴォーカルをとる歌も、よかった。豪華やね。夏の終わりの歌。9月の夜にぴったり。あんま見えなかったけど満足。O.P.KING、見納め!!!!!!

さあ、しんちゃん2発目は自分のバンドThe Pillows。さわお氏、ピーちゃん、しんちゃん揃ってます。結構ごりごりロックな曲が多いんだあ。しんちゃん、「ステージ移動するのに車使ったんだけど、踏み切りんとこで歩行者いっぱいで車前進めなかった。お前らのせいだ〜。」って。いやいや、そもそもタイムスケジュールがありえないんだって…。続きまして、セントラルパークはくるり。復活くるり、活動盛んですねえ。小岩井でドラムに衝撃を受け、心を奪われたので、その心積もりで今日も待ってました。新曲「HOW TO GO」も。新曲、久々。一時期テクノ(?)路線に行ったくるりがロックの世界に戻って(?)きて、この曲も喫茶ロック??と思いきや、ちゃあんとしっかりバンドサウンド。ドラムのクリス、「I LOVE ROCK'N ROLL!!!」って。したら岸田が「俺はロックンロールを愛してます。といってます。」って通訳。笑える。で、「俺も愛してます」って。セットリスト、たぶん小岩井とほぼ一緒。でも、あんとき雨やったから、今日はちゃんと集中して見れてよかった。やっぱワンゲルいい!!!

しんちゃん、今日の3ステージ目、Theピーズ。曲は全く知らんけど、はるさん解禁にしたので意外に楽しめる。前の方、すんごい盛り上がり。本日城南ヤード最後のステージということもあり、アンコールも。アビさん、ステージ下に降りてくる。ってか落っこちたのか???連れはピーズが大好きなんで、楽しそう。いいなー。しかもこんな狭いステージで、こんな前で見れてるし。しんちゃん、今日の3ステージ(しかも連続!!!!!)はこれにて終了。ご苦労様でした!!!!!本日最後の最後は クレイジーケンバンド。選択肢が佐野元春かけんさんバンドの二つで。ここはひとつけんさん見てクレイジーになるか。って思った。会場着いたら、すーごい人!人!!人!!!あのね、ステージが見えるところまでたどり着けないの!!徐々に徐々にほふく前進。しかし、縦に長い会場ゆえか全然見えないよ。でも、大人の色香、けんさんの歌声は色っぽく、力強く、楽しく響いてます。池の向こうからも多くの人がステージを見てます。池に炎が灯って素敵です。なんとなくパーティ気分。わくわくするような。願わくばちゃんと歌ってるお姿を拝見したかったが、このお祭りとこの夏を締めくくるには、素敵な時間だったかな。と。あたしの今年の夏FESはこれにて終了。いろいろがぶったバンドはたくさんあったし(エレカシなんて3回見たよ!!!)、つらいこともあったけど(小岩井の雨とか!!!)、いい夏の思い出ができました〜。この夏はほんと音楽が日常で仕事が非日常ってくらいの気持ちでしたよ!!!たのしかったなあ。秋になってせみの抜け殻みたいになんないように気合入れて生きていきます。ってか、しばらくFES後遺症だよ。FESで出会った音楽たちの復習します。次に向けて、もう走りだそ。

バスまでまだ時間あるので、ごはん。ごはんばっかやね。フードゾーン来たら、まだ佐野元春やってるくさい。でもいーの。もうFES締めくくったから。ご満悦でバスへGO!!お化粧とコンタクトを取って、枕が替わると寝れない友達を尻目にすぐ寝ちゃった。で、東京着くまで1回しか起きずにずっと寝っぱなし。0泊3日の強行スケジュールは幕を閉じました。

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